損切についてあなたはどの様なイメージを持っていますか。
ロスカットやストップロスとも呼ばれますがここでは損切りと呼んでいきます。
負けトレードが続いている方は損切に対して恐怖を感じているのではないでしょうか。
トレードするたびに損切。
何故か損切の瞬間に思っていた方向にチャートが動く(>_<)
色々な場面で損切に遭うことがあります。
損切を行っているという事はあなたの大切な資産を大幅に減らさない為の守りですし、非常に大切な事です。
もし、損切りを行わないでいるとどうなりそうですか。
含み損ばかり増えて、決済できないので勝てる場面が現れてもトレード出来ない状況になりますよね(^^;
損切りすると負けた感じに捉えてしまいがちですが「その逆」です。
損切はあなたの資産を減らさないばかりか、次のチャンスを掴むことが出来る様になり、あなたがトレードを行う上で勝てるトレーダーに繋がりますよ(^_-)-☆
今回はその理由をお伝えしますね!
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損切りとは
損をしてるのに決済する事です。
響きがめちゃくちゃネガティヴですよね。
誰も負ける為にトレードする訳では無いので損切りになると「自己否定」された感じになります。
そのため成り行きで損切りをしようとすると
これから元に戻ってくるから大丈夫。
ここまで来たら損切りするぞ!
と決めたのにもかかわらず、少し含み損が減っただけで根拠のない期待感だけが大きくなり、結果的に含み損ばかり抱えて負けてしまうのです。
トレードは1回の取引の勝ち負けだけで考えると勝たなければいけないという余計なプレッシャーが知らないうちに負担となり正しい判断が出来なくなります。
トータルで勝つことを考えれば負けに対してのプレッシャーも抑えれますし、損切りを設定しておくことで安心してトレードを行えます。
そして、あなたの環境認識があっていれば損切を設定していても損切に触れる確率は非常に少なくなります。
万が一の保険の為に設定するだけとなります。
どうしても損切を設定したくない方は未来のチャートが確実に読めれば設定しなくてもいと感じます。
未来のチャートの先の値動きが分かれば損切りする必要は無いですよね。
でも実際はどうでしょうか。
未来のチャートがどうなるかなんて誰も分からないですよね。
多くのトレーダーは今の相場の流れを確認し予想しながらトレードを行います。
予想なので絶対はありえません。
勝率の高いトレーダーも読みが外れてしまう時もありますし、大きな注文が入った時は相場の流れが大きく変わる可能性があります。
損切りを行う事はあなたの考えていた環境認識が多くのトレーダーとは違う方向だよ。と教えてくれてると考えてくださいね(^_-)-☆
損切の設定ラインは?
損切りの設定は上位足の高値、安値に設定すると最小限の損失に抑えることが出来ると考えていますし、多くのトレーダーも損切設定しているラインとなります。
意識されるラインをブレイクアウトした後は一時的にローソク足が伸びますよね。
損切となった多くのトレーダーの決済が行われたことによる瞬間です。
キリ番や過去に何回も意識されているライン付近も損切り設定としていいのではないでしょうか。
直近の高値安値付近で損切を設定する理由は、トレンドの概念が崩れてしまう可能性があるラインになる事と、トレンド発生前の目線の切り替え時期になってしまう可能性、レジサポラインに切り替わる可能性があるからです。
もしそのまま損切を行わないと、上昇・下降の転換のラインになると気付かずに目線が切り替わってしまい含み損ばかり増えてしまいます。
そうなると戻ってくるのを祈るだけのトレードとなります(^^;
もしあの時損切が出来ていたら。。。
また、含み損の額が大きくなればなるほど損切を行うことが出来なくなります。
大きな損失の確定は恐怖でしかありません。
予め損切設定を行っていれば、目線の切り替えに気づくことが出来、損失を最小限に抑え、次回のトレードでは相場の流れを再度確認することで勝てる可能性が出てきますよね。
トレードに重要な気持ちの切り替えも出来ます。
損切を行うことは、自分の身を守るだけではなく、損失を最小限に抑えてトータルで勝てるトレーダーになるための方法なのです。
最後に損切の注意点
中途半端な場所や前回の意識された場所と同じラインの場所、極端に損切幅がすくない場合、損切り貧乏になる可能性があります。
負けたくない気持ちは分かりますがそういう時って、損切りした瞬間に自分の考えていた方向に流れる可能性があるんですよね(^^;
意識されるラインは丁度で反応する時もあれば相場の流れに勢いがある時は数pipsはラインを割れてしまうことが多くあります。
エントリータイミングにより含み損を抱えることなくトレードを行うことが出来る事の方が少ない事も理解しておいてください。
相場の流れが合っていればエントリーした方向へしっかり流れていきます。
環境認識を行い自身を持ってトレードをしているはずなので、あなたの損切の許容範囲内で意識されるラインから数pipsの幅は持たせて設定するようにしてくださいね。
どうしても損切にしかならない方はしっかりと基本に戻って相場の流れを理解できるようにかくにんしていきましょう。
焦らなくて大丈夫です(^-^)
ダウ理論は多くのトレーダーが当たり前のように理解しています。この理論を理解することで多くのトレーダーと同じ目線でトレードが出来る様になります。
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